カメ大全 TURTLE OF THE WORLD
カメの仲間全科全属が登場！
カメを学ぶすべての人に捧げる究極のバイブル
盾のような甲羅で体を守る、その独特な形態で誰しもがひと目見た瞬間にわかるのがカメの仲間たちです。世界中で何千年にもわたって愛され続けるカメ、そのすべての科、亜科、属について特徴や生態、行動、習性、分布図を、数百点の美しいカラー写真と共に詳細に紹介。さらに、進化と分類、生体構造から生活様式に至るまで、カメのすべてを本書で解き明かします。
| 定価6,600円（10％税込） 2023年8月1日発売 ISBN：978-4909701732 上製本・B5変型判／240ページ |
| CONTENTS |
| ・まえがき ・カメとは何か？／タートル、トータス、テラピン／カメの生物多様性 ・カメの進化と系統学、分類学／最初期のカメと化石記録／史上最大のカメとは？／系統関係／現生カメの分類 ・解剖学と生理学／甲羅の形態学／甲羅の形状と構造／頭骨と首の形態学／肢の形態学／潜頸亜目と曲頸亜目の首の引っ込め方／カメの生理学 ・世界的・地域的分布／生息地 ・習性／日光浴／移動／カメの感覚と発声／聴覚 ・食性 ・繁殖／求愛／産卵の数と頻度／卵の性質／卵の保持と孵化／性決定 ・成長と長寿／成長速度／年輪法／体の大きさ／生存率と長寿 ・生態系における重要性／文化における重要性／保全 ◯潜頸亜目 ・カミツキガメ科…カミツキガメ属／ワニガメ属 ・ウミガメ科…アカウミガメ亜科／アカウミガメ属／タイマイ属／ヒメウミガメ属／アオウミガメ亜科／アオウミガメ属／ヒラタウミガメ属 ・オサガメ科…オサガメ属 ・メキシコカワガメ科…メキシコカワガメ属 ・ドロガメ科…ドロガメ亜科／ドロガメ属／ニオイガメ属／オオニオイガメ亜科／ハラガケガメ属／オオニオイガメ属 ・ヌマガメ科…アミメガメ亜科／ニシキガメ属／アミメガメ属／チズガメ属／キスイガメ属／クーターガメ属／アカミミガメ属／ヌマガメ亜科／キボシイシガメ属／ヨーロッパヌマガメ属／ブチイシガメ属／ブランディングガメ属／モリイシガメ属／アメリカハコガメ属 ・オオアタマガメ科…オオアタマガメ属 ・イシガメ科…イシガメ亜科／アジアカワガメ属／アジアハコガメ属／マルガメ属／ハミルトンガメ属／オナガヤマガメ属／カンムリガメ属／アジアヤマガメ属／シロアゴヤマガメ属／ニシクイガメ属／ユーラシアイシガメ属／インドヤマガメ属／メダマガメ属／ムツイタガメ属／ボルネオカワガメ属／コガタセタカガメ属／ニセイシガメ属／ホオジロクロガメ属／ケララヤマガメ属／アメリカヤマガメ亜科／アメリカヤマガメ属 ・リクガメ科…アルダブラゾウガメ属／マダガスカルリクガメ属／ケヅメリクガメ属／ナンベイリクガメ属／ソリガメ属／コガタヒラセリクガメ属／ホシガメ属／ゴファーガメ属／ヒラセリクガメ属／インドリクガメ属／セオレガメ属／パンケーキガメ属／ムツアシガメ属／ヤブガメ属／クモノスガメ属／ヒョウモンガメ属／チチュウカイリクガメ属 ・スッポンモドキ科…スッポンモドキ属 ・スッポン科…フタスッポン亜科／キタフタスッポン属／スジクビフタスッポン属／ハコスッポン属／スッポン亜科／アジアオオスッポン属／アメリカスッポン属／コガシラスッポン属／ヒラタスッポン属／ミヤビスッポン属／イボクビスッポン属／マルスッポン属／キョクトウスッポン属／ハナスッポン属／ナイルスッポン属 ◯曲頸亜目 ・ヘビクビガメ科…ヘビクビガメ亜科／トゲヘビクビガメ属／マタマタ属／クロカエルガメ属／オオカエルガメ属／ヒラタヘビクビガメ属／アカアシカエルガメ属／ナンベイヘビクビガメ亜科／ナンベイヘビクビガメ属／ナガクビガメ亜科／ナガクビガメ属／カブトガメ属／カクレガメ属／マゲクビガメ属／コガタカブトガメ属／ハヤセガメ属／クビカシゲガメ亜科／クビカシゲガメ属 ・アフリカヨコクビガメ科…ヌマヨコクビガメ属／ハコヨコクビガメ属 ・ナンベイヨコクビガメ科…マダガスカルヨコクビガメ属／オオアタマヨコクビガメ属／ヨツユビヨコクビガメ属 ・用語集／資料／系統発生順のカメの分類／INDEX（索引） |
| 著者略歴 |
| ●著者 ジェフリー・E・ラヴィッチ アメリカ合衆国地質調査所南西部生物科学センターで調査生態学者をつとめる。著書に『Turtles of the United States and Canada』など。ウィット・ギボンズ ジョージア大学生態学名誉教授。同大学のサバンナリバー生態学研究所で環境アウトリーチ・教育プログラムの責任者をつとめた。著書に『Snakes of the Eastern United States』など。ギボンズチズガメ（Graptemys gibbonsi）は氏への献名である。 ●日本語版監修 冨水 明（とみみず・あきら） 爬虫類・両生類飼育の専門誌「季刊ビバリウムガイド」編集長。幼い頃からの熱帯魚飼育の趣味を生かし、1995年「月刊アクアライフ」8月号でライターデビュー。96年にタランチュラの飼育を扱った日本初の書籍「タランチュラの世界」を制作し話題を呼んだ。97年に爬虫類・両生類飼育の専門誌「季刊ビバリウムガイド」を立ち上げ、現在に至る。執筆・撮影の両方をこなし、様々な爬虫類・両生類の魅力を飼育者目線で伝え続けている。 ●翻訳 倉橋 俊介（くらはし・しゅんすけ） |
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