カエル大全 FROGS OF THE WORLD

世界のカエル全科を紹介する解説書!

世界で7600種以上が知られているカエルはきわめて豊富な形態や習性を示し、何人もの人間が死に至るほどの猛毒を分泌するものから、体が凍り付いても生き延びることができるものまでいます。
本書はそんなカエルたちの起源と進化からライフサイクル、防御戦略に至るまで、あらゆる情報を詳しく網羅した解説書です。カエル全科の種の生態を美しい写真とともに紹介し、多彩な外見、生息環境、習性を解き明かしていきます。分類、体の構造、移動方法、繁殖、食性などについても網羅し、爬虫両生類学者、博物学者、そして両生類に興味をもつすべての人に役立つ1冊です。

定価4,950円(10%税込)
2025年2月26日発売
ISBN:978-4-909701-96-1
上製本・B5変型判(24 x 16 x 2.5 cm)/240ページ
著・マーク・オシー/サイモン・マドック 共著 日本語版監修・富田 京一、冨水 明、翻訳・倉橋俊介
CONTENTS
目次/CONTENTS
・まえがき・進化と分類・解剖学と生理学・成体・感覚・繁殖

・摂餌と食性・防御

・移動

・極限環境下での生活

・保全

●ムカシガエル亜目
オガエル科、ムカシガエル科、サンバガエル科、スズガエル科

●ピパ亜目
ピパ科、メキシコジムグリガエル科、トウブスキアシガエル科、ニンニクガエル科、パセリガエル科、コノハガエル科

●カエル亜目
ユウレイガエル科、インドハナガエル科、セーシェルガエル科、ヌマチガエル科、カメガエル科、チリガエル科、ギアナガエル科、アマガエルモドキ科、ユビナガガエル科、ブラジルガエル科、ニオイヤドクガエル科、ヤドクガエル科、トゲムネガエル科、マルハシガエル科、ハモチガマ科、ダーウィンガエル科、ヒキガエル科、アマガエル科、ツノガエル科、パタゴニアガエル科、ミズガエル科、ツノアマガエル科、コガネガエル科、シノビガエル科、オヤユビコヤスガエル科、オオグチガエル科、コヤスガエル科、マダガスカルガエル科、アオガエル科、アフリカウシガエル科、ゴリアテガエル科、イワガエル科、ドロガエル科、アフリカアカガエル科、アカガエル科、ソロモンツノガエル科、コイワガエル科、インドアカガエル科、デカンガエル科、ヌマガエル科、ケンシガエル科、クチボソガエル科、フクラガエル科、クサガエル科、サエズリガエル科、ヒメアマガエル科

●用語集/索引

●著者
マーク・オシー
英国ウルヴァーハンプトン大学で爬虫両生類学の教鞭を執る。「ディスカバリーチャンネル」やBBC等で放映された爬虫類のドキュメンタリー番組に多数出演。英国の王立地理学会や他団体における爬虫類の現地調査を指揮し、英国のオックスフォード大学とリバプール大学、オーストラリアのメルボルン大学とアデレード大学と共同でヘビ咬傷の調査も行なう。著書に『Lizards of the World(『トカゲ大全』/エムピージェー)』がある。

●日本語版監修
富田 京一(とみた・きょういち)
1966年福島県生まれの爬虫両生類・恐竜研究家。肉食爬虫類研究所代表。女子美術大学およびTCA東京ECO動物海洋専門学校 恐竜・自然史博物専攻非常勤講師。世界の恐竜発掘現場や現生爬虫類を調査するとともに、『奥出雲多根自然博物館』などの博物館や『恐竜王国2012』など博覧会の監修、『新・のび太の日本誕生』など映像作品の時代考証を担当。著書に『ヘンな動物といっしょ』(小学館)、『恐竜は今も生きている』(ポプラ社)、『増補改訂 日本のカメ・トカゲ・ヘビ』(山と渓谷社・松橋利光と共著)などがある。現在、絶滅爬虫類をテーマにしたプラモデル、『プラノサウルス』と『Imaginary Skeleton』(共にBANDAI SPIRITS)シリーズも鋭意監修中。
冨水 明(とみみず・あきら)
爬虫類・両生類飼育の専門誌「季刊ビバリウムガイド」編集長。幼い頃からの熱帯魚飼育の趣味を生かし、1995年「月刊アクアライフ」8月号でライターデビュー。96年にタランチュラの飼育を扱った日本初の書籍「タランチュラの世界」を制作し話題を呼んだ。97年に爬虫類・両生類飼育の専門誌「季刊ビバリウムガイド」を立ち上げ、現在に至る。執筆・撮影の両方をこなし、様々な爬虫類・両生類の魅力を飼育者目線で伝え続けている。

●翻訳
倉橋 俊介(くらはし・しゅんすけ)
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